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伊那路の桜 [長野]

この週末は長野の伊那地方に行ってきました。

昔、伊那には遠い親戚のおばあちゃんが住んでおり、それほど面識が無かったのですが、私を実の孫のようにかわいがってくれ、いつもお小遣いやお手紙を頂いていました。
そんな伊那のおばあちゃんに久しぶりに会いに行ったのは2005年の11月ですから、もうかれこれ4年半も前のことです。そのときは既に夫を亡くされ、だいぶ足腰が弱っていましたが、それでも未だ矍鑠(かくしゃく)とされており、いろいろと昔話を聞かせてくれました。
話を聞いているうちに、おばあちゃんから「高遠(たかとお)の桜はそれはきれいなんだよ。来年の春は是非またいらっしゃい」と言われ、是非一緒に行きたいと思っていたのですが、結局はおばあちゃんと高遠の桜を見に行く約束を果たせないまま、しばらくしてからおばあちゃんは亡くなってしまいました。

この桜は高遠の桜のような華やかさは全くありませんが、中央自動車道が通る前にここにあったお寺さんのご神木だったそうです。とても威厳のあるその姿に、おばあちゃんの面影がよみがえってくるようでした。

まだ少し肌寒いですが、伊那路にも遅い春が訪れようとしています。飯田線で桜を撮影するといつも、今は遠い国に旅立ってしまった伊那のおばあちゃんのことを想い出すのです。

20100418_023.jpg
[10/04/18 飯田線 羽場~沢 Canon EOS 50D]


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共通テーマ:旅行

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